理美容学生が毎日使っている「モデルウィッグ」。
カットやヘアセットなどの練習に、学生時代はもちろん、就職してからも使う機会が多い道具です。
このウィッグの製造や販売をしている(株)レジーナの方に、ウィッグについて講義をしていただきました。
ウィッグに使われている本物の人毛は、いったいどこから仕入れているのか…。
どんな風に作られているのか…。
髪を仕入れているところや、秋田にある工場の様子などの映像を見ながら、
いつも使う道具がどのように自分の所に来たのか、実感しながら知ることができたようです。
講義の最後には、ウィッグへの植毛を体験!
かぎ針に毛束から決められた本数を引っかけ、人形の頭部に刺して植えます。
人間の髪の本数と同じ10万本を植えるには、慣れた人でも3~4日かかるとか。
気が遠くなる作業です…。
道具への感謝の気持ちを忘れずに、授業や練習に取り組んでいきたいですね。